昨年に引き続き今年も7月31日(日)に菊川自然観察会を行いました。
まさに酷暑となった日曜日でしたが大人、子ども合わせて30名ほどが午前9:00に下菊川親水公園に集合しました。
気温が高く日差しも強かったのですが川の中に入ると涼しく感じられ子ども達は大喜び!
講師には昨年同様「あしがら冬みず田んぼの会」会長の伊豆川哲也さんをお招きし先ずは魚たちの捕り方を教えていただき、いざ捕獲へ!
40分程で「ヌマチチブ」「シマヨリノボリ」「アユ」「オイカワ」「ナマズ」「メダカ」「モクズガニ」「カワムツ」「ハグロトンボ」「ハグロトンボのヤゴ」などなど本当に多くの生き物が捕れました。
捕れた生き物をバットや水槽に移し、伊豆川さんがひとつひとつ丁寧に説明をしてくださいました。「オイカワの綺麗な色は婚姻色(こんいんしょく)と言ってメスにアピールするためなんだよ!」「田んぼの整備が進んでメダカが産卵する環境が少なくなってしまい今は絶滅の危機なんだよ。」伊豆川さんの生き物たちへの愛情溢れる解説に大人も子どもも聞き入っていました。
その後11:00まで再度生き物探しに挑戦し、今年の菊川自然観察会はお開きとなりました。
山奥や、沖縄、北海道など観光地に行かなくても身近な川に沢山の生き物がいることを知りました。そして多くの生き物がいることを知って改めて川を汚さないよう大切にしていかなくてはと多くの参加者が感じられる有意義な時間を過ごす事ができました。伊豆川さん、菊川をきれいにする会の皆さん、そして事故の無いよう子ども達の見守りをしてくださった酒匂12区青年会の皆さん、ありがとうございました。
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